恋する*memory~記憶をなくしたわたし~2nd




君は……俺の時だけ…違うんだ…



きづいているのか…?




それが…更に俺を…苛立たせる。



知ってるか?





「愛依ちゃん……1つだけお願いがある」




「なんですか…?」


顔を上げて愛依ちゃんは返した。





ほら……まただ……



あなたは…違う…




そう、言われてるみたいだ……





「俺の過去を…聞いて……ほしい…」





だけど……




何も動じなくなった俺を…苛立たせる君だから……




俺のことを見抜いた君だから……





聞いてほしい…



知ってほしい…






例え……嫌われても……






俺の過去を………






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