恋する*memory~記憶をなくしたわたし~2nd
ちょうど、ダイエットしたいと思ってたんだよね~。
お肉が……たぷたぷで……笑
「愛依ちゃん…?なんか、勘違い…してない?」
「えっ?」
篤斗くんに言われ、顔をお腹からみんなに視線をやると、みんながわたしを見てあきれたような、バカにしたような顔をしていた。
「な、何が?だって…走りに行くんでしょ?」
走るって……つまり、ランニングのことでしょ?他に走るってないでしょ………
わたしがそんなことを考えていると、また、篤斗くんが言った。
「普通の走るは、ランニングなんだけど……僕達の走るは、バイクで走るってことなんだよ?」
えっ……?
ば、バイク………?