甘く寄り添って
「悠、熱い。もっと感じたい?」耳元で彼の声を聞いた。

彼の動きが次第に激しくなっていった。

「悠、欲しかった?」

「もうだめです。」

「まだ終わってない。」

「待って。」

「いや、ダメだ、続ける。」

「んっあぁぁ。」

「すごい反応だな、感じ過ぎ、そんなに敏感?」

「全部感じちゃうんですもの、時下さん、やり過ぎです。」

「悠、これで終わるわけない、まだこれからだよ。」

「もう無理です。」

「そうかな?そうは思えないが。」

結局私が立てないほど限界まで抱かれた。

時下さんの腕の中は温かかった。

私は何も考えられず、ただ眠り続けるしかなかった。

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