甘く寄り添って
今夜も時下さんと熱くて甘い夜を過ごした。

「悠、ピーターと何を話した?」

「気にしてくれるの?」

「いいんだ、別に話したくなければ。」

「内緒よ。」

「う~ん、たぶん僕の悪口だろ?」

「私も彼も茂樹さんの悪口は言わないわ。ちょっと悩みごとを聞いてもらっただけよ。」

「は~ん、悩みごとね?」

「だってピーターは私よりも茂樹さんとの付き合いが長いでしょ、それでアドバイスをもらったの。」

「なるほどね。」彼は背後から私の首筋にキスしてきた。

「あっ、お願い、信じて、待って。」

「さぁて、どうするかな?」

「あっ!」私を求める彼の熱い想いと甘い手に逆らえなかった。

「悠、狂い過ぎ。」

「ちゃんと言うから許して。」

「よぉし。」

< 47 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop