MY HOPE
イライラしている私に目もくれずいつものように
「今朝は目覚めによい紅茶を御用意しました。
ミルクはお入れになりますか?」
そう、ポーカーフェイスで言うステラにあきれながらも返事かえす。
「あぁ。たのむ。
それより、今日はなんでこんなに早いんだ?
会議かなんかあったか?」
ふと、とけいを見たらまだ7時半だ。いつもより一時間も早い
「なに、おっしゃっているんですか。まだ寝ぼけてるんですか。」
はぁー。ステラはとため息をはいた。
イライラMAXの私は、そばにあった枕をステラに投げつけた。
「寝ぼけてねーよっ!
そっちこそ、私に伝えたと思い込んでるババアじゃねーのかよっ!」