【短編】恋しちゃダメですかっ?
「小太郎くん?
いる?ねぇ、来てる?」


『はい、来てるよ。
今日はお昼に海にいけて、楽しかったよ。
綺麗なお姉さんもみれたし。』



「綺麗なお姉さんって、海にいた、知らない人のこと?」


『そうかな?』


ことねは、すこし頬っぺを膨らませ、すねる表情。


『あれ?ちょっとすねてんの?』



「ま、まさかっ。な、なんで、わたしがあんたなんかに〜。」



『まぁ、そういうとこも、好きなんだけど。』



「今、な、なんて?聞こえなかったぁ。」



『なんでもないよ。なんでも。』




ことねは、恥ずかしくなり、わざと聞こえないふりをした。



「あっ、そうだ。聞きたいことがあるんだけど〜?」


『できる限り、答えるよ。』



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