【短編】恋しちゃダメですかっ?
『でもね、あくびちゃんは、僕のことが見えるらしくて、僕がこの部屋にはいらないように、ずっと祈ってくれて…
だから、僕は、ここに入る前に阻止できたんだよ。』
そうだったんだぁ。
あくびちゃんは、小太郎を守ってくれたんだね。
「だから、ウインクしたんだぁ。」
『ん?…なに…?』
「うんん、何でもない。」
ことねは、にこっと笑い、首を傾けた。
「そういえば、小太郎、前に言ってた、私へのお願いって何?」
『君にたいへんな思いをさせるかもしれないし、無茶なお願いかもしれない。
それに、そうなってもいいか、わからないしね。』
「いいよ。私、引き受けてあげる。
小太郎のためになるなら、頑張るよ。」
だから、僕は、ここに入る前に阻止できたんだよ。』
そうだったんだぁ。
あくびちゃんは、小太郎を守ってくれたんだね。
「だから、ウインクしたんだぁ。」
『ん?…なに…?』
「うんん、何でもない。」
ことねは、にこっと笑い、首を傾けた。
「そういえば、小太郎、前に言ってた、私へのお願いって何?」
『君にたいへんな思いをさせるかもしれないし、無茶なお願いかもしれない。
それに、そうなってもいいか、わからないしね。』
「いいよ。私、引き受けてあげる。
小太郎のためになるなら、頑張るよ。」