【短編】恋しちゃダメですかっ?
きよの後ろをトコトコとついていく。
よく考えたら、この格好、ドロボーと間違えられるんじゃあ…?
「さぁ、着いたよ。
ことね、まずは、挨拶をしてね。」
「ぐわっ。」
そこは、いつもの学校の帰り道で、猫を数えたら、10匹、10匹もいる。
すごい、迫力である。
「ななちゃ〜ん、待って〜どこにいくの?」
見覚えのある声が…
振り向くと、そこには…
「ミツよ。
どうして、きよお姉さまとことねがいるの?」
「って、なんでミツが…?それに、ミツ、お約束の黒ずくしだし。」
「なんでってね、ミツの可愛い、ななちゃんが急にソワソワし始めちゃって、スルスルと自分で玄関をあけて、ミツはななちゃんを追い掛けてここまで、きたの。ハァハァ〜。」
「それで、ドロボーみたいに、黒いんだけど?」
「こ、これは予感がしたの。なぜか、今日は控えめにって!!」
「ふ〜ん。」
きよと顔を見合せながら、必死に笑いをこらえた。
「まぁ、ミツのななちゃんが、まぁ、あんな野良ちゃんたちと仲良くしてるわ。」
「いいんじゃない?」
「ミツよ。いやぁ〜ん」
ミツのことは、そのまま、ほっとこう。
そのうち、ななちゃんとお家に帰るだろう。
あちらこちらで、にゃあにゃあ〜が始まった。
いよいよ、集会のはじまり?
「きよ、コナンはどこにいるの?」
「あそこだよ。ほら。」
きよが指をさした先には、目がぱっちりしていて、耳が大きくて、キジトラのイケメン猫がいた。
あの猫がコナン?
小太郎と仲良しだったコナン。
「きよ、コナンを連れてきて?」
「うん、わかった。」
きよは、するりとコナンを抱き上げ、慣れた手つきで、連れてきた。
なんだぁ、怖くないじゃん。
…と思ったら低い声で威嚇している。
「うぅぅぅぅ〜」
やっぱり無理。
怖いから無理。
よく考えたら、この格好、ドロボーと間違えられるんじゃあ…?
「さぁ、着いたよ。
ことね、まずは、挨拶をしてね。」
「ぐわっ。」
そこは、いつもの学校の帰り道で、猫を数えたら、10匹、10匹もいる。
すごい、迫力である。
「ななちゃ〜ん、待って〜どこにいくの?」
見覚えのある声が…
振り向くと、そこには…
「ミツよ。
どうして、きよお姉さまとことねがいるの?」
「って、なんでミツが…?それに、ミツ、お約束の黒ずくしだし。」
「なんでってね、ミツの可愛い、ななちゃんが急にソワソワし始めちゃって、スルスルと自分で玄関をあけて、ミツはななちゃんを追い掛けてここまで、きたの。ハァハァ〜。」
「それで、ドロボーみたいに、黒いんだけど?」
「こ、これは予感がしたの。なぜか、今日は控えめにって!!」
「ふ〜ん。」
きよと顔を見合せながら、必死に笑いをこらえた。
「まぁ、ミツのななちゃんが、まぁ、あんな野良ちゃんたちと仲良くしてるわ。」
「いいんじゃない?」
「ミツよ。いやぁ〜ん」
ミツのことは、そのまま、ほっとこう。
そのうち、ななちゃんとお家に帰るだろう。
あちらこちらで、にゃあにゃあ〜が始まった。
いよいよ、集会のはじまり?
「きよ、コナンはどこにいるの?」
「あそこだよ。ほら。」
きよが指をさした先には、目がぱっちりしていて、耳が大きくて、キジトラのイケメン猫がいた。
あの猫がコナン?
小太郎と仲良しだったコナン。
「きよ、コナンを連れてきて?」
「うん、わかった。」
きよは、するりとコナンを抱き上げ、慣れた手つきで、連れてきた。
なんだぁ、怖くないじゃん。
…と思ったら低い声で威嚇している。
「うぅぅぅぅ〜」
やっぱり無理。
怖いから無理。