【短編】恋しちゃダメですかっ?
お願い―2
ことねは、そろっと玄関をあけ、自分の部屋にもどっていく。
ふぅ〜と大きく息を吐き、1つ終わった安堵感にひたっていた。
…と、その時
『ことね、ありがとう。久しぶりにコナンに触れることができたよ。
ことねのおかげだ。』
「小太郎?
一緒にいたのね。私と一緒に触れていたのね。」
ことねは嬉しそうに、小太郎がいると思われる壁に向かって微笑んだ。
「小太郎、次のお願いも聞いてあげる。」
『うん。
僕は、病院にずっと入退院の繰り返しだったんだ。
それで、僕が最後にお世話になった先生と看護士さんに、僕のキモチを伝えてほしい。
あの時は、ありがとうって。』
「病院の名前は?」
『君の学校の近くの、国立病院さ。』
「わかった。早速、明日いってみるね。」
ふぅ〜と大きく息を吐き、1つ終わった安堵感にひたっていた。
…と、その時
『ことね、ありがとう。久しぶりにコナンに触れることができたよ。
ことねのおかげだ。』
「小太郎?
一緒にいたのね。私と一緒に触れていたのね。」
ことねは嬉しそうに、小太郎がいると思われる壁に向かって微笑んだ。
「小太郎、次のお願いも聞いてあげる。」
『うん。
僕は、病院にずっと入退院の繰り返しだったんだ。
それで、僕が最後にお世話になった先生と看護士さんに、僕のキモチを伝えてほしい。
あの時は、ありがとうって。』
「病院の名前は?」
『君の学校の近くの、国立病院さ。』
「わかった。早速、明日いってみるね。」