彼が幸せであるように


「大好き、雪音」
 
彼との距離、約1cm。
どんどん縮まっていくその距離。

私はドキドキしながら、目を瞑った。
 
 
唇に触れた、生暖かい感触に、
じわりとまた涙が溢れ出した――。
 

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