最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
速いスピードの玉を咄嗟によける。


「ちょっと、危ないじゃない!」


「へぇ、なかなかやるじゃん」


「え……?」


どういう事?


「これから俺はこの5つのボールを続けて投げる。だからお前はそれを全部よけるんだ」


「それって……」


『当たったら危ないじゃん』


と言おうとしたのに、その言葉を待たずに海都はボールを放った。


「わっ……」


慌てて身をかがめ、頭を両手で押さえる。
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