最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
特攻服
な、なに、今のっ……。
海都が部屋を出て行った後、あたしはしばらくその場で放心状態になっていた。
今、あたしにキス……したっ!?
瞼に落とされた暖かくてやわらかな感覚に、どんどん顔が熱くなっていく。
し……信じらんない!!
好きな子がいるくせに!!
『みーちゃん』とか、呼んじゃうくせに!!
完全にバカにされた……。
そう思ったあたしはドアに向かって
「海都のばぁーかっ!!!」
と、叫んだのだった。
海都が部屋を出て行った後、あたしはしばらくその場で放心状態になっていた。
今、あたしにキス……したっ!?
瞼に落とされた暖かくてやわらかな感覚に、どんどん顔が熱くなっていく。
し……信じらんない!!
好きな子がいるくせに!!
『みーちゃん』とか、呼んじゃうくせに!!
完全にバカにされた……。
そう思ったあたしはドアに向かって
「海都のばぁーかっ!!!」
と、叫んだのだった。