最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
☆☆☆
バイクで家からたまり場まで行くのは15分ほどだった。
その間ずっと海都の背中に手を回していたから、あたしは妙にドキドキしっぱなし。
昨日瞼にキスをされたことを何度も思い出し、1人で顔を赤くしていた。
だから、たまり場へ着いた時にはこれから乱闘が始まるというのに少しホッとしていたのだ。
バイクから下りてヘルメットを取ると、倉庫の前に何十人、いや、何百人という男たちが集まっているのが目に入り、ものものしい雰囲気に包まれた。
これほどの人数を相手にするの……!?
いくら3人が強くてもこれはさすがに無理じゃない!?
そう思った時だった。
倉庫の扉が開き、《鬼龍》のメンバーが続々と顔を出し始めた。
その人数は《ホワイトタイガー》に負けないほどの人数で、あたしは目を丸くしてしまう。
バイクで家からたまり場まで行くのは15分ほどだった。
その間ずっと海都の背中に手を回していたから、あたしは妙にドキドキしっぱなし。
昨日瞼にキスをされたことを何度も思い出し、1人で顔を赤くしていた。
だから、たまり場へ着いた時にはこれから乱闘が始まるというのに少しホッとしていたのだ。
バイクから下りてヘルメットを取ると、倉庫の前に何十人、いや、何百人という男たちが集まっているのが目に入り、ものものしい雰囲気に包まれた。
これほどの人数を相手にするの……!?
いくら3人が強くてもこれはさすがに無理じゃない!?
そう思った時だった。
倉庫の扉が開き、《鬼龍》のメンバーが続々と顔を出し始めた。
その人数は《ホワイトタイガー》に負けないほどの人数で、あたしは目を丸くしてしまう。