最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
「よかったら、僕たち片づけ手伝うよ?」


「え? でも、そんなの悪いよ……」


「大丈夫だって、3人でやった方が早いだろ? 遠慮しないっ!」


陸真さんに肩を押され、あたしは部屋の中へと押し戻される格好になった。


「あ……ちょっと……!」


止める暇もなかった。


2人はあたしの下着が入っているダンボールを開けてしまったのだ。


「これ、未玲ちゃんの下着? 可愛いね」


「本当だ。未玲お姉ちゃんの下着キラキラっ!!」


えっえっえっ!?


「ちょっと……なにしてるの!?」


「何って、手伝い」


シレッと答える陸真さん。
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