最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
修学旅行
あたしと万結が仲直りをして数日後の事。
2週間後に迫る修学旅行の班決めが始まっていた。
修学旅行では好きな人と行動できるため、あたしと万結はすぐに一緒の班になることが決まった。
ちょうど旅館も2人部屋を一室取っていたらしく、あたしたちはそれ以上班の人数も増やすことなく、他のみんなが誰と一緒になるか悩んでいる間、ずっと話をして過ごしていた。
「ねぇ、修学旅行って鳥取の海の近くなんだよね」
あたしがそう言うと、後ろへ向いて座っている万結が「そうだね! このへんも少し行けば海に出るけど、鳥取の海は違うと思う」と、目を輝かせている。
「鳥取砂丘とか、どんな所だろうね」
「わかんない。ラクダに乗ってみたいなぁ」
「あたしは砂像見てみたい!」
2週間後に迫る修学旅行の班決めが始まっていた。
修学旅行では好きな人と行動できるため、あたしと万結はすぐに一緒の班になることが決まった。
ちょうど旅館も2人部屋を一室取っていたらしく、あたしたちはそれ以上班の人数も増やすことなく、他のみんなが誰と一緒になるか悩んでいる間、ずっと話をして過ごしていた。
「ねぇ、修学旅行って鳥取の海の近くなんだよね」
あたしがそう言うと、後ろへ向いて座っている万結が「そうだね! このへんも少し行けば海に出るけど、鳥取の海は違うと思う」と、目を輝かせている。
「鳥取砂丘とか、どんな所だろうね」
「わかんない。ラクダに乗ってみたいなぁ」
「あたしは砂像見てみたい!」