最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
そう思っていると「未玲、大丈夫!?」と、万結が砂に足を取られながら走って来た。


「万結!!」


「未玲!!」


何年ぶりかの再会のようにガシッと抱き合い、互いの安否を確認すると、ようやく安心して微笑むことができた。


3人で駐車場へと歩いている時、万結が海都の後ろ姿を見つめている事に気がついた。


「ねぇ未玲」


「なに?」


「やっぱり、海都君ってかっこいいよね!」
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