最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
家族パーティー
「できたぁ!!!」
部屋の壁の上部には折り紙の輪っかを繋げたもの。
部屋に入って正面に見える窓には『結婚おめでとう!』と、手書きの文字。
そしてガラステーブルの上には、青と赤のハート型の風船を膨らませて飾った。
その周りには、すでに料理も届いている。
「へぇ、案外いいじゃん」
そう言ったのは横に立っていた海都だった。
海都は作業中もずっと真剣に手伝ってくれて、時々ふざけて手を止めている2人を叱っていた。
やっぱり、海都は優しいんだ。
「ありがとう、海都」
「はぁ? なんで俺だけ呼び捨てなんだよ」
「だって、あたしたち同級生でしょ?」
部屋の壁の上部には折り紙の輪っかを繋げたもの。
部屋に入って正面に見える窓には『結婚おめでとう!』と、手書きの文字。
そしてガラステーブルの上には、青と赤のハート型の風船を膨らませて飾った。
その周りには、すでに料理も届いている。
「へぇ、案外いいじゃん」
そう言ったのは横に立っていた海都だった。
海都は作業中もずっと真剣に手伝ってくれて、時々ふざけて手を止めている2人を叱っていた。
やっぱり、海都は優しいんだ。
「ありがとう、海都」
「はぁ? なんで俺だけ呼び捨てなんだよ」
「だって、あたしたち同級生でしょ?」