最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
一階へ下りて行くと陸真さんと海都の2人があたしを待っていて、なんだか非常に気まずい状態。
海都はまだあたしと目を合わせようとしてくれないし、陸真さんはいつも以上に笑顔を振りまいている。
そんな2人と一緒に登校していると、陸真さんがあたしのカバンについているストラップに気がついた。
「これ、修学旅行の時に買ったヤツ?」
「そうです。砂丘の砂が入ってるんです」
「へぇ、可愛いね」
興味を示した陸真さんに、あたしはカバンのストラップを取って見せた。
結局、ペアのもう一方はあたしの部屋に置きっぱなしになっている。
陸真さんがあまりにもそのストラップに興味を示すものだから、あたしは思わず「これ、もう一個あるんですけど、いりますか?」と、聞いていた。
海都はまだあたしと目を合わせようとしてくれないし、陸真さんはいつも以上に笑顔を振りまいている。
そんな2人と一緒に登校していると、陸真さんがあたしのカバンについているストラップに気がついた。
「これ、修学旅行の時に買ったヤツ?」
「そうです。砂丘の砂が入ってるんです」
「へぇ、可愛いね」
興味を示した陸真さんに、あたしはカバンのストラップを取って見せた。
結局、ペアのもう一方はあたしの部屋に置きっぱなしになっている。
陸真さんがあまりにもそのストラップに興味を示すものだから、あたしは思わず「これ、もう一個あるんですけど、いりますか?」と、聞いていた。