最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
「未玲お姉ちゃん!?」
空李君の驚いた声が部屋に響く。
「出てって……」
「未玲ちゃん?」
「2人とも、出てってよ!!」
あたしは2人の背中を押してドアの外へと追いやる。
「ちょっと待って、未玲ちゃん!」
閉めようとしたドアを陸真さんが遮る。
あたしは涙をグッと押し込んで陸真さんを見つめた。
「陸真さん、あたし陸真さんとは付き合えません……」
「……美玲ちゃん……」
だって……だって、あたしたちは兄妹だから。
あたしは力付くでドアを閉め、鍵をかけたのだった。
空李君の驚いた声が部屋に響く。
「出てって……」
「未玲ちゃん?」
「2人とも、出てってよ!!」
あたしは2人の背中を押してドアの外へと追いやる。
「ちょっと待って、未玲ちゃん!」
閉めようとしたドアを陸真さんが遮る。
あたしは涙をグッと押し込んで陸真さんを見つめた。
「陸真さん、あたし陸真さんとは付き合えません……」
「……美玲ちゃん……」
だって……だって、あたしたちは兄妹だから。
あたしは力付くでドアを閉め、鍵をかけたのだった。