最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
すると海都がくくっていたゴムに手をかけ、それをスルッと引き抜いた。
ハラリと流れる髪。
「たまには他の髪型変えてみれば?」
「そ、そんなの別に……っ」
そうぶっきらぼうに答えてあたしは海都から身を離した。
教科書に視線を移しペンを持つ。
そしてジッと問題を睨みつけるけれど……。
海都に触れられた場所はすごく熱くて、あたしはその問題に集中することができなかったのだった。
ハラリと流れる髪。
「たまには他の髪型変えてみれば?」
「そ、そんなの別に……っ」
そうぶっきらぼうに答えてあたしは海都から身を離した。
教科書に視線を移しペンを持つ。
そしてジッと問題を睨みつけるけれど……。
海都に触れられた場所はすごく熱くて、あたしはその問題に集中することができなかったのだった。