最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
☆☆☆
海都に試験勉強を教えてもらうようになった翌日。
あたしは学校から戻ってから、自分の部屋で歴史の教科書とにらめっこをしていた。
昨日、海都に少し教えてもらうだけでわからなかった問題が解けるようになったから、これは1人で勉強しても大丈夫かもしれない。
なんて、考えたのだ。
それに海都と一緒にいたらどうしても意識してしまって、ドキドキする。
だからなんとか1人で頑張ろうと思ったのだけれど……。
あたしはシャーペンを持ったまま10分くらい固まっていた。
「なに、これ?」
歴史の勉強は順を追って記憶していけば大丈夫……な、ハズだった。
海都に試験勉強を教えてもらうようになった翌日。
あたしは学校から戻ってから、自分の部屋で歴史の教科書とにらめっこをしていた。
昨日、海都に少し教えてもらうだけでわからなかった問題が解けるようになったから、これは1人で勉強しても大丈夫かもしれない。
なんて、考えたのだ。
それに海都と一緒にいたらどうしても意識してしまって、ドキドキする。
だからなんとか1人で頑張ろうと思ったのだけれど……。
あたしはシャーペンを持ったまま10分くらい固まっていた。
「なに、これ?」
歴史の勉強は順を追って記憶していけば大丈夫……な、ハズだった。