最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
☆☆☆
それから一時間ほど経った頃、なんとか数ページ教科書を進めたあたしは問題を解いていた。
目の前にある問題に集中しているときだけは、海都の事を意識しなくて済んだあたしは、食いつくように問題集を見つめていた。
「終わった!!」
あっという間に最後の問題を解き終えて、あたしは両手をうーんと上へ伸ばした。
ずっと同じ体勢でいたため体が固まってしまっている。
海都が問題用紙に目を通していく。
その真剣な表情にドキッとするあたし。
整った横顔が窓からの陽を浴びてキラキラと輝く。
その辺の芸能人なんより、ずっとずっとかっこいい。
それから一時間ほど経った頃、なんとか数ページ教科書を進めたあたしは問題を解いていた。
目の前にある問題に集中しているときだけは、海都の事を意識しなくて済んだあたしは、食いつくように問題集を見つめていた。
「終わった!!」
あっという間に最後の問題を解き終えて、あたしは両手をうーんと上へ伸ばした。
ずっと同じ体勢でいたため体が固まってしまっている。
海都が問題用紙に目を通していく。
その真剣な表情にドキッとするあたし。
整った横顔が窓からの陽を浴びてキラキラと輝く。
その辺の芸能人なんより、ずっとずっとかっこいい。