最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
「ママ……」


「未玲の素直な気持ちを教えて?」


あたしの素直な気持ち……。


「あ……たしは……。男の子たちと暮らすのは……不安」


沈黙が部屋の中に降りてくる。


窓からの暖かな日差しが2人を包んでいた。


「でも……。ママの笑顔が見たい。ママの幸せが、あたしの幸せ。


それに、転校先でまた新しい友達ができるかもって考えると、少し、楽しみだったりするよ」


「未玲……」


「あたし、ママを応援する! 男の子にだって、きっとすぐに馴れると思うよ!」

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