最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
「そう、とっても危険だから……」
親指と人差し指でクイッと顎を持ちあげられる。
まるでここままキスができそうな雰囲気だ。
「だから、俺と一緒にいな?」
甘く囁く。
胸の奥にジワリと広がるような優しい声。
完璧な微笑み。
「……っ!!」
あたしは思わず陸真さんを突き飛ばしていた。
驚いた表情をする陸真さんをその場に残し、あたしは屋上から出たのだった。
親指と人差し指でクイッと顎を持ちあげられる。
まるでここままキスができそうな雰囲気だ。
「だから、俺と一緒にいな?」
甘く囁く。
胸の奥にジワリと広がるような優しい声。
完璧な微笑み。
「……っ!!」
あたしは思わず陸真さんを突き飛ばしていた。
驚いた表情をする陸真さんをその場に残し、あたしは屋上から出たのだった。