最強鬼龍~3兄弟のお姫様~
どうやって断ろうかと思っていたのに、空李君が「それいいね!」と、嬉しそうに声をあげた。
えっ?
「バイクの後ろもきっと気持ちいいと思うよ」
「えっ……でも、あたしっ……」
「遠慮しない!」
ポンッとあたしの肩を叩く陸真さん。
そうじゃなくて!
そう言いたいのに、陸真さんと空李君が2人で盛り上がってしまって会話に入れない。
ど、どうしよう……。
困ったように海都を見る。
あたしの視線に気づいた海都は「チッ」と小さく舌打ちをして、そっぽを向いたのだった。
えっ?
「バイクの後ろもきっと気持ちいいと思うよ」
「えっ……でも、あたしっ……」
「遠慮しない!」
ポンッとあたしの肩を叩く陸真さん。
そうじゃなくて!
そう言いたいのに、陸真さんと空李君が2人で盛り上がってしまって会話に入れない。
ど、どうしよう……。
困ったように海都を見る。
あたしの視線に気づいた海都は「チッ」と小さく舌打ちをして、そっぽを向いたのだった。