【短編集】光ーmoonー
次の日の朝。
やっぱり悪いのは俺なんだ
からと反省をして携帯に、
電話をかけた。

プルルル〜♪「…はい」

トーンの低い声だが電話に
でてくれてほっとした。

「あっ…昨日はごめんな、
俺が悪いのに。もう嘘つか
ないから帰ってきてくれな
いか?」

数秒の無言の後にグスッと
音がしたがそれにはふれず

「…元カノと会ったことは
やっぱり嫌だけど私のこと
考えて嘘ついたんだよね。
すねたりしてごめんね。」

そう言って許してくれた。
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