神聖魔法団【上】
私たちの存在に気付いたのか振り返る魔族。
「貴様ら・・・」
魔族って話すの!?
って今はそんなこと考えてる場合じゃない。
「!?この感じアイツがいるな・・・。
俺らを封じ込めたアイツがあ!!!」
その声で肩が反応してしまう。
「ドイツだあ!出てこい!殺してやる・・・。
殺してやるううううう!
ふううううううっ」
もの凄い形相に皆が一瞬引いた。
その瞬間、辺りが暗闇に包まれた。
それがダークホールということを認識するのに時間がかかった。