神聖魔法団【上】



「黎兎こっち!!」





叫びながら黎兎の方に行くが黎兎は動く気配がない。







「黎兎!!」








黎兎の元へ行ったときには黒い影は消えていた。






「大丈夫!?」







急いで黎兎の体を見るが怪我とかはなかった。







ただ、






「れ・・・な・・」






体が震えていた。








「ごめんねごめんね」






私は何度も謝りながら黎兎を強く抱き締めた。



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