神聖魔法団【上】



怯んだ隙に雷が唱えた更なる魔法が当たり、消滅した。








ダークホールが消え、皆が座りこむ。







「はぁはぁ」






風雅の息が荒い。







「大丈夫?」





「ちょっと攻撃受けすぎたかも」






苦しそうに言う風雅の元に天音が行く。





「ふうくん、じっとしててね」





天音の治療が始まった。







「みんな大丈夫か?」





涯が皆を見渡しながら言う。




「俺は大丈夫」



「俺も」



「俺もだ」



どうやら風雅だけ怪我を負ったみたいで



他の皆は大丈夫そうだ。





良かった・・・。



< 276 / 347 >

この作品をシェア

pagetop