神聖魔法団【上】
怯んだ隙に雷が唱えた更なる魔法が当たり、消滅した。
ダークホールが消え、皆が座りこむ。
「はぁはぁ」
風雅の息が荒い。
「大丈夫?」
「ちょっと攻撃受けすぎたかも」
苦しそうに言う風雅の元に天音が行く。
「ふうくん、じっとしててね」
天音の治療が始まった。
「みんな大丈夫か?」
涯が皆を見渡しながら言う。
「俺は大丈夫」
「俺も」
「俺もだ」
どうやら風雅だけ怪我を負ったみたいで
他の皆は大丈夫そうだ。
良かった・・・。