神聖魔法団【上】
「涯、瑠雲・・・」
「黎奈ー!
遅れてごめんね!
もう2人ともピンピンだから大丈夫だよ!!」
「黎奈!雷と風雅は任せとけ!!」
天音と炎虎の声が聞こえた。
怖かった思いが今ので全て消えた。
「ありがとう!」
私はユーベルとズローと睨み合った。
その両隣りに涯と瑠雲が来てくれた。
「ムカつくねん。」
「ムカつくなん」
「俺の仲間によくも手を出してくれたな。
わかってるよな?殺してやるよ」
「俺を怒らせたみたいだね」
涯、瑠雲を取り巻く空気が変わった。