神聖魔法団【上】



正直、危険な作戦だ。





失敗したら死ぬかもしれねぇ作戦。





慎重にやらねぇと。





落ち着こうと深く深呼吸をしたとき、





「炎虎ー!!!」






涯の掠れた声が聞こえた。





そのあと、キラキラ光る水の鳥が1羽見えた。







あれが合図か。









「炎虎!」






「わかってんよ。」







俺はありったけの魔法を手に集め、




「プラーミャテラス!」






炎の龍を発動させた。





「いっけー!!!!」





力いっぱい叫んだ。







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