彼が虚勢をはる理由





個人的には、逆恨みしたりする人間は最低だと思いますね。
物語の中でラケットを盗んで回る先輩にも、復讐にエネルギーを注ぐより、リハビリに情熱を傾けて欲しかったです。

そして、この章の最後の“壁ドン”シーンですが。
当時、ベリカの方でだったかな? 壁ドン短編コンテストがあって。
それで皆様のドキドキ作品を読んでるうちに、自分でも書いてみたくなって、追加したシーンです(笑)
……ただ、やっぱり書くの大変やったなぁ。照れくさかったし。
こういうシチュエーションに慣れてないので、想像力にも限界がありました(笑)


04. 彼が虚勢をはる理由

こちらの章では、陽一が虚勢をはり続ける理由と、香苗の告白については、最初から回収する予定でした。
しかし、陽一が当初の設定よりお喋りでボケキャラになってしまった為、予定より回収に手こずってしまいました。
当初の予定では、陽一はそれまで全く笑った事が無くて、香苗に返事するシーンで初めて笑顔を見せる筈だったのです…。
しかし、その流れが使えなくなってしまったので、陽一の印象的なシーンを、新たに考え直す必要が生まれました。
結果として、ああいうラストになりましたが、如何だったでしょうか?





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