Sunshine love
デートもどき2
いつのまにか、12:00近くなってしまった。
お腹すいたな…
ショッピング、すっごく楽しかった!!
さすが諒って感じだ。


「そろそろお昼食べるか。」
わたしがお腹すいてしまったことに、気づいてくれたのかな。
優しい…かも。
「お腹すいたー!」
何を食べるのかな。諒、今日のデートコースめちゃくちゃ考えてくれた気がする。
もしかしたら、お姉さんも協力してくれたのかも。


「ここにしよう!」
諒が連れてきてくれたのは、カジュアルだけど、おしゃれなイタリアンレストランだった。
「うわー、おしゃれー!ステキだね!!」
あれっ、諒が黙り込んじゃった。
なにかした??
「ま、実は姉貴に教えてもらったんだけどな…」
お姉さんの協力もやっぱ、あったんだね!
「さすが諒のお姉さん!諒もこんなにおしゃれなお店に連れてきてくれてありがとう。」
「どういたしまして…」
下向いてるし、もしかして…
「なんでか分からないけど、照れてる??」
「てっ、照れてないし!」
動揺しすぎー。あやしいー!


「照れてるね。なんで照れてるの?」
「教えないから!」
ケチだなー、教えてくれてもいいのに。
「てか、教えられないよ…」
語尾が小さくなってる、これ以上は教えてくれなさそう。



< 45 / 188 >

この作品をシェア

pagetop