恋愛学園



「……芹那ちゃん、終わった?なんかさ……あっ……」



パジャマを脱いでワイシャツのボタンを留めてるときに青の声が扉の向こうから聞こえてきた。
"あっ……"って何?



――ガチャッ。



"ガチャッ"?
なんで、扉が開く音が?
扉の方に目を向けると何故か扉が開いていた。



「……っ!!青っ!!着替えてる時に入るなんて最て……い……?」



「……いや……俺じゃないからね?」



「……せ、芹那ちゃ……ん……」




この寮には私と青しかいない、そう考えると扉を開けたのは青しかいないと思って扉を睨んで叫んでいたら茶髪を緩く巻いた髪が見えてそれがいきなり部屋に入ってきて私に突進をしてくる。




「……うっ……憂……?」




なんで……?
この子が此処にいんの?




「……っう……せり……なちゃ、ん……」





え、え?どうゆうこと?
なんで、この子……泣いてんの?





私に突進してきた憂は私に抱きついて理由は知らないけどいきなり泣き出していた。



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