恋愛学園
「やりたくてやるわけじゃないし。しかも、これをやるハメになったの、お前らのせいだし」
冷たい雰囲気を纏いながらもカップル演技をやるように桃也の膝の上に座る青。
その瞬間に顔を歪める桃也。
お、重かったんだね……。
「「「キャーーーーーーーッ!!!!」」」
興奮をした女子の甲高い声。
腐女子か……。
男どうしを見て喜ぶって。
それとも、イケメンならなんでもありってことかな?
まぁ、すごく絵にはなってるけどさ……あの二人。
「……ほら、口開けろよダーリン」
不機嫌な声で桃也の唇をミートボールを摘んだ箸で突っつく青。
ミートボールのタレでベトベトになった唇と青の態度に苦笑を浮かべる桃也。
なんか、桃也……可哀想。
「このあと……やるのやだよ芹那ちゃん」
私の背中から離れる気が無いらしくずっと抱きついてる憂が青と桃也を見て小さく呟く。
まぁ、これのあとは……誰でも嫌だよね。
私も嫌。
「ねぇ、ハニー……汚れたんだけど?」
そんなことを考えてると桃也のそんな言葉が聞こえてきた。
その瞬間、場は静まり皆が二人に注目をする。
「……俺、ホモじゃないんだけどダーリン……」