私は君に二度恋をする


私たちは、

別れるべきだったんだ。



決して、
別れる必要のないわけじゃなかった。



私たちみたいなカップルが
別れちゃうんだね。


なんだ、簡単じゃん。



私たちは、
単純に合わなかったんだ。


そこに運命とか

憎しみとか恨みとか、



そんなのない。




龍也の方が分かってたね。


何もないから
別れを切り出した、

龍也は正解だったんだね。




浅はかだな。

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