空想い
「よっ」

げっ、チャラ男だ。

じゃなくて空だ

「げってなんだよげって」

あ、私声に出してたんだ。

「ってかなんでこんなとこいんの?
学校は?」

「あんたには関係ないでしょ」

「なぁ、お前さぁ」

「何よ?」

「強がりすぎじゃね?
なんかあるからここにいんだろ?」

私は事実をつかれ

何も言えなくなった。

「強がんなよ」

「強がってない」

「嘘つくな」

「私のこと
なんもわかってないくせに
偉い口たたかないでよ!」

「…」
「…」

「あーそうかよ、んじゃもう関わんねぇから」

すると空は屋上から姿を消した。

最低だ私。



なんでいつもこうなんだろ…
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