空想い
私が屋上から

飛び降りようとした時…

「おい、何馬鹿みたいなことしてんの?」

「何ってお母さんの所に行くの、空、ありがとね?今まで」

私はね…生きてる意味が無いの…

だからお母さんのところに…

「お前さ?それお前のお母さんが望んでることだと思ってんの?」

「…」

ギュッ

「そ…ら?」

私は腕を引っ張られ

空に抱きしめられた。
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