嘘つき、でも騙されてあげる
「私卓斗のお人形さんみたいだね。」



「そう可愛い可愛いお人形。


だから大切にしたい。大切に扱わないと、



壊れてしまいそうだよ。」


卓斗が優しく私を抱き締めた。



「着替えは何処かで買えばいいし、



夢花のママには、夢花がシャワー浴びてる時電話をしたよ。



俺が一緒にいるから安心してと言っておいたから、



大丈夫だよ。



おばさん良かったって言ってたし、



心配しなくていいから。」


卓斗ありがとう。



「それから今日監督のとこへ行こうな。



映画二人でやる事伝えないといけないからさ。



夢花いい?」



私は卓斗といられるならどんな事も平気。



私は頷いた。





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