嘘つき、でも騙されてあげる
「卓斗私ひどい事してるよね。たけど私卓斗でないと駄目なの。



卓斗でなきゃ嫌。」



卓斗が、「ありがとう。俺も夢花だけだよ。



夢花以外は愛せない。



司には俺から話す何も心配するな。



俺の事だけ思っていて。」


卓斗にもたれかかる。



二人で肩寄せ合う。



大切にしたい二人の時間。


静かな部屋に携帯が鳴り響く。



司からだ。



ごめん司。



私は再び携帯の電源を切った。



誰も邪魔しないでお願いだから。





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