嘘つき、でも騙されてあげる
卓斗は明日から又暫く東京での生活。



でも一週後にはここに帰って来る。



3ヶ月近く一緒にいられる。



本当は卓斗に聞きたいことがある。



綾女さんの事とか星野さんの事とか。



今誰とも付き合ってないと言ったけど、



かなり心配。



卓斗が、「何か飲む?」



私の顔を見る卓斗。



「どうした?」



「卓斗今誰とも付き合ってないって言ったけど、



私心配で卓斗を疑ってるとかでなく、



綾女さんとか星野さん本気で卓斗の事が好きみたいだから、



私怖いんだよね。



卓斗に愛されていいのか自信なくなりそうで。」



卓斗が、「バカだなぁ。夢花もっと自信持ってよ。



俺が愛してるのは夢花だけ、


今もこの先も変わらない。」



卓斗に抱き締められる。





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