嘘つき、でも騙されてあげる
そして午後卓斗が私を家まで送ってくれた。



卓斗はパパとママに今までの事を話してくれた。



パパとママは昨日の夜監督と会ってすべてを知っていた。



私が、連絡しないでごめんと言うと二人は笑って、



「夢花の事は信じてる。例え血の繋がりはなくても、


夢花はずっと俺たちの子供だから。」



パパが抱き締めてくれた。


ママが、「卓斗君が連絡をくれたし、



卓斗君がもう夢花と離れたりしないと言ってくれ、



ママ安心したの。夢花が大好きな卓斗君と又一緒になれたんだって嬉しかった。


好き同士があんな形で別れて、



夢花見てるのが辛かった。


夢花良かったね。もう卓斗君離しては駄目だよ。」



ママありがとう。





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