嘘つき、でも騙されてあげる
卓斗と二人で何処かに出掛けたいけど、



とにかく目立つ卓斗一緒には無理。



明るいうちは無理なので夜出掛ける事にした。



私は卓斗の家に行きたい事を伝えた。



『俺の家でいいの?』



そう近頃卓斗のお母さんに会いにいってない。



「だって卓斗のお母さんと約束したの?一緒に買い物に行こうって、



三人で出掛ければ大丈夫じゃないかな?」



夢花ありがとうな。おまえいつもお袋のとこに来てくれてたみたいで、



お袋いつも喜んでた。卓斗がいなくても夢花ちゃんが遊びに来てくれるから。



『夢花ありがとう。お袋となんて出掛けるの何年ぶりかな。』





< 188 / 361 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop