嘘つき、でも騙されてあげる
『どうした何か気に触った?』



なんも答えたくありません。



そりゃ卓斗は役者だし、今までだって一杯キスして来ただろうし、



私は始めてなんだから、人前でキスするなんて。



よけいに泣けて来た。



『夢花何泣いてるの?』



「だってキスが・・・」



卓斗が優しく抱き締めた。


『キスしてほしいんだ。』


意地悪く耳元で囁き、私の唇にキスをした。



そのキスが段々激しくなる。



卓斗どうしてこうなるの?


たけど卓斗のキスが気持ち良くて、



私はされるがまま。





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