嘘つき、でも騙されてあげる
そのままベッドに連れて行かれた。



卓斗何か勘違いしてない。


私は別にこういう事したい訳じゃなくて、



「卓斗のバカぁ。」



ベッドの中で卓斗が、『何でバカなんだ。夢花が誘って来た癖に。』



だから違うの。



「私は明日のキスシーンが心配でそれで・・・」



卓斗がクスって笑う。



『そんなの心配する事ないじゃん。いつもキスなんかしてる訳だし、



みんなに見せ付けちゃえばいい。』



「だからみんなの前は嫌なの。」



『ふーん。今は誰もいないからいいんだ。』



卓斗がキスをしてくる。



嫌がっても止めてくれそうもない。



『夢花が誘ったんだからもう止められねぇよ。』



だから私は誘ってないてば。





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