嘘つき、でも騙されてあげる
『何が言い訳これは綾女が勝手にやった事で、


どう見たっておかしいだろう。


俺は服着てるし、夢花だって分かるだろう。』



「違うの綾女さんはこんな事をしてまで、


卓斗がほしいんだよ。」



綾女さんが私を見た。



「卓斗もういいから綾女さんといてあげて、


私本当に疲れてちゃった。

何の為に東京まで来たのか分からないよ。


しばらく距離を置こう。


卓斗と離れて私考えてみるから。」



何故か冷静は自分がいた。


でも立てないや。



どうしょう?



そんな私を抱き上げる人。


何で秀輝さんがいるの?



『夢花帰ろう』



私は頷いた。





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