嘘つき、でも騙されてあげる
司が俺が夢花のそばにずっといるから心配するな。と言ってくれた。



嬉しい。



司に抱かれたまま。



私たちは唇を重ねた。



私が震えているのが、分かったのか司がギュッて抱き締めてくれた。



私は自分に大丈夫と言い聞かせた。



二人で抱き合っていると、生徒会室のドアがいきなり開いた。



私たちは驚いて離れた。



入って来たのは瑛先生だった。



瑛先生は私たちを見て驚いたようだ。




< 82 / 361 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop