嘘つき、でも騙されてあげる
卓斗おまえはどいいうつもりなんだよ。



何処まで夢花を苦しめるんだ。



もういいだろう。



俺は怒りが治まらず、気が付いたら卓斗の携帯に電話をしていた。



出る訳ないかと思ったら、


『もしもし兄貴何か用事?』



今時間はいいか?



『大丈夫だよ。』



俺は今度の映画の事、夢花が生徒会の副会長をしていて、この映画の担当になった事など一気に話した。



卓斗も昨日この話しを聞いたらしい。



そして夢花の通う学校だなんて知らなかったのだ。



偶然なのか?



卓斗もどうしていいのか?分からないようだ。



でも大きな仕事だから断れないと言った。




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