Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
「アンジェリーナ、アルバイトは少し控えていただけませんか?
あまり派手に仕事をされてしまうと、私どもは庇いようが無くなってしまいます。」
さっきまで黙っていた坂下が、口を開いた。
「控えるなんて、無理。」
坂下とは目を合わせないまま、答える。
「あなたがお金欲しさにアルバイトをしているわけではないことは、承知しています。」
坂下の言葉に、蒼が目を丸くした。
「金じゃなければ、何のためだ?」
蒼が聞いた時には、既に扉に向かって駆けていた。
だけど、教室から出る前に、坂下に捕まった。
坂下に手首を掴まれているだけなのに、身体中が熱い。
仕事に打ち込んでいれば、会わないでいれば、いつかは忘れられるんじゃないかと思ったけど…。
そんなことは、できるわけがなかった。
「今は、家を出たばかりの頃とは状況が違います。
他のアルバイトならばともかく、グラビアはすぐに止めなさい。」
できるわけ、ないじゃない。
バイトを続けていたら、こうして今みたいに気にかけてくれるでしょ?
あの時みたいに、無視されたくないの。
ううん、ホントは…『いつも愛されたい』の。
「だったら私を、先生の愛人にして。
そしたら、あんなバイトいつでも辞めてあげるわ!」
私は無理を承知で、坂下に言葉を投げつける。
坂下の手が緩んだのと同時に、私は教室から出て行った。
あまり派手に仕事をされてしまうと、私どもは庇いようが無くなってしまいます。」
さっきまで黙っていた坂下が、口を開いた。
「控えるなんて、無理。」
坂下とは目を合わせないまま、答える。
「あなたがお金欲しさにアルバイトをしているわけではないことは、承知しています。」
坂下の言葉に、蒼が目を丸くした。
「金じゃなければ、何のためだ?」
蒼が聞いた時には、既に扉に向かって駆けていた。
だけど、教室から出る前に、坂下に捕まった。
坂下に手首を掴まれているだけなのに、身体中が熱い。
仕事に打ち込んでいれば、会わないでいれば、いつかは忘れられるんじゃないかと思ったけど…。
そんなことは、できるわけがなかった。
「今は、家を出たばかりの頃とは状況が違います。
他のアルバイトならばともかく、グラビアはすぐに止めなさい。」
できるわけ、ないじゃない。
バイトを続けていたら、こうして今みたいに気にかけてくれるでしょ?
あの時みたいに、無視されたくないの。
ううん、ホントは…『いつも愛されたい』の。
「だったら私を、先生の愛人にして。
そしたら、あんなバイトいつでも辞めてあげるわ!」
私は無理を承知で、坂下に言葉を投げつける。
坂下の手が緩んだのと同時に、私は教室から出て行った。