Angelic Heart 【教師×生徒の恋バナ第二弾】
昼休みを利用して、応援合戦の準備をする。
学ランの下をサラシにしたらカッコイイかもねー…なんて、気軽に巻きはじめたらクラスメートに注意された。
「こんなんじゃ、すぐに緩むよ。
私、お祭りの時に巻くからやってあげようか?」
緩んだら困るので、そうしてもらうことにした。
家庭科室から霧吹きを借りてくると、サラシに吹きつけながらギュウギュウ締め付ける。
「く…苦しい…。」
「ガマンしてよ、はだけて困るのは自分でしょ?」
巻き付け終わった頃には、もう二度としないって思った。
私が団長をするのは他チームに内緒なので、チアリーダーに囲まれながらこっそり応援席に戻る。
途中、坂下に会った。
「坂下先生、さっきは大活躍でしたね!」
あのコの嬉しそうな顔を思い出すから、会いたくなかった。
テンション下がるじゃん…。
応援合戦の得点悪かったら、坂下のせいなんだからっ!
クラスメートが坂下に賞賛を浴びせる中、私は坂下から目を逸らした。
「ところで、応援団長の学ランが凄いと聞いたので拝見させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
「ダメよ、ギリギリまで内緒。
だから、アンジェには上着を脱いでもらってるの。」
坂下が、私を見た。
目を見開いたかと思うと
「その格好で、グラウンドに出る気でいるのですか!?」
学ランの下をサラシにしたらカッコイイかもねー…なんて、気軽に巻きはじめたらクラスメートに注意された。
「こんなんじゃ、すぐに緩むよ。
私、お祭りの時に巻くからやってあげようか?」
緩んだら困るので、そうしてもらうことにした。
家庭科室から霧吹きを借りてくると、サラシに吹きつけながらギュウギュウ締め付ける。
「く…苦しい…。」
「ガマンしてよ、はだけて困るのは自分でしょ?」
巻き付け終わった頃には、もう二度としないって思った。
私が団長をするのは他チームに内緒なので、チアリーダーに囲まれながらこっそり応援席に戻る。
途中、坂下に会った。
「坂下先生、さっきは大活躍でしたね!」
あのコの嬉しそうな顔を思い出すから、会いたくなかった。
テンション下がるじゃん…。
応援合戦の得点悪かったら、坂下のせいなんだからっ!
クラスメートが坂下に賞賛を浴びせる中、私は坂下から目を逸らした。
「ところで、応援団長の学ランが凄いと聞いたので拝見させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
「ダメよ、ギリギリまで内緒。
だから、アンジェには上着を脱いでもらってるの。」
坂下が、私を見た。
目を見開いたかと思うと
「その格好で、グラウンドに出る気でいるのですか!?」